わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

大人は泣かないと思っていた/寺地 はるな【レビュー】

★★★★★

「大人は泣かないと思っていた」「小柳さんと小柳さん」
「翼が無いなら跳ぶまでだ 」「あの子は花を摘まない」「妥当じゃない」
「おれは外套を脱げない」「君のために生まれてきたわけじゃない」
7話収録の連作短編集。

読んでいる間も読後もたまらなく幸せな気持ちになれた。

言葉のチョイスも大好き。
内容も心に刺さる箇所がたくさんあって、自分の人生と照らし合わせながら幾度もじんわりさせられた。

1度の人生を「あるべき形」に囚われずに、自分を愛おしむ事の大切を感じた。

図書館本だったけれど手元に置いていつでも読み返したいと思えた作品。




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