わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

タクジョ!/小野寺 史宜【レビュー】

★★★

「十月の羽田」「十一月の神田」「十二月の五反田」

「一月の早稲田」「二月の町田」「三月の江古田」

6話収録の連作短編集。

本作は、女性比率3%足らずという男社会のタクシー会社に果敢に乗り込んだ高間夏子(23歳)の愛と感動の物語だ。
と言うのは半分嘘で、いつもの安心・安定、等身大の人物を描いたら天下一品の小野寺さんの爽快感溢れるお仕事小説。

個性豊かな先輩や同僚、硬い父と柔らかい母に囲まれ、日々悩みながら成長して行く夏子を応援したくなる。

恋人にされた「お願い」に真摯に向き合い答えを出す夏子。
その決断に敬意を表したい。




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