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死んでしまえば最愛の人/小川 有里【レビュー】

★★★★

目を惹く装丁とインパクト十分なタイトル。
活字も大きく目に優しい。

きっと面白いよね、の予想通り39篇の超短編はどれも楽しめた。

なんせ60代~90代のシニア世代の実話を元にしているので、どの話もリアル。
プッと噴き出すものから私の心の声を代弁したものまであるあるが一杯。

39篇はどれも面白かったが特に印象に残ったのは「狙われる男」「ばば殺しトーク」「待たれる男」「<お昼>というタタカイ」「ラインくだり」「10匹狼さようなら」「選手交代」「同窓会ほらー」「強引ぐまいうえー」

シニア世代の本音が満載の愛&毒の超短編集。




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