わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢 沙呼【レビュー】

★★★

「泣き女の殺人」「水鏡荘の殺人」「女子高生連続絞殺事件」「VSエリミネーター」
4話収録の連作短編集。

霊媒であり死者の言葉を伝えることが出来る女性・城塚翡翠が、推理作家として難事件を解決して来た香月史郎とタッグを組み事件を解決して行く物語。

良く有り勝ちなストーリーだと思いながら読み始めると1話から少しづつ違和感を感じ始める。

3件の事件と並行して語られるもう1つの『連続殺人事件』

後半で犯人の予想は付くものの、真実は更にその上を行き、最終話で違和感の正体が全て明らかになる。

作者が仕掛けた巧妙な罠にしてやられた。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)