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Jミステリー2023 SPRING/アンソロジー【レビュー】

★★★★

「相続人を宿す・東野圭吾」
「不必要不可欠な殺人・結城真一郎」
「拾った男・阿津川辰海」
「ロイヤルロマンス・真梨幸子」
「大きな手の悪魔・白井智之」
「老いた犬のように・近藤史恵」
六人の作家による全編書下ろしアンソロジー。

2022年4月刊行の『SPRING』
2022年10月刊行の『FALL』に続く第三弾。
今をときめく作家さんの新作書下ろしという事で毎回ワクワクする。

全作品、読み応え十分だったが、不穏さが終盤で一気に温かく反転する東野作品と結城作品がお気に入り。

真梨作品と近藤作品はピリリと毒が効いていて面白かった。




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