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『料理は愛情』
この言葉が文中に何度も登場する。
最初は微笑ましく読んでいたが連呼されると段々呪いの言葉のように思えて来る。
主人公の優花は料理が苦手で大嫌い。
でも好きになった真島の理想のタイプは「料理が得意な人」
真島の為に好きになれない料理を好きになろうと奮闘する優花に健気さを感じるも、あまりのセンスのなさに、そこまで無理しなくてもと声を掛けたくなる。
私にとって料理は生きる為に必要な物であって、ここまで愛情を全面に押し出されると重くなる。
にしても真島には全く魅力を感じないし優花の思考に面倒くささを感じる読後。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。