わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

ロス男/平岡 陽明【レビュー】

★★★

6話収録の連作短編集。

会話が多いのでサクサク読める。

主人公はフリーランスのライター・吉井。40歳、独身。
母を亡くし、一人漠然とした喪失感の中で過ごしている吉井だが、本人は『そろそろ本当の自分の人生を起動したい』と思いながら日々を送っている。

そんな吉井の前に現れた元同僚のカンタロー。
通称カンちゃんの「死ぬまでにしたいこと」リストの作成を手伝ったり、アスペルガーの女性と接してみたり、婚活パーティーに参加したり、年齢も性別も全く異なる人達に関わる事で少しずつ変わっていく吉井の姿が微笑ましい。

優しくて温かな物語。




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