★★★
新津きよみさんの短編集
全8篇中、4篇は「アミの会」のアンソロジーに収録されていた作品で読了済みでした。
それらの作品と対になる様な形で新たに4篇が書き下ろしされています。
日常を切り取った描写が上手い著者ですが、本作も自分のすぐ近くで起こりえそうなエピソードでどの作品も引き込まれました。
印象に残ったのは、短編ならではのラストの切れ味鋭い「お守り」「誰かのぬくもり」「女の一生」
「アミの会」の作品を読まれていない方はこの1冊で新津ワールドに浸れると思います。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞