★★★
新津きよみさんの短編集
全8篇中、4篇は「アミの会」のアンソロジーに収録されていた作品で読了済みでした。
それらの作品と対になる様な形で新たに4篇が書き下ろしされています。
日常を切り取った描写が上手い著者ですが、本作も自分のすぐ近くで起こりえそうなエピソードでどの作品も引き込まれました。
印象に残ったのは、短編ならではのラストの切れ味鋭い「お守り」「誰かのぬくもり」「女の一生」
「アミの会」の作品を読まれていない方はこの1冊で新津ワールドに浸れると思います。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。