わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

カインの傲慢/中山 七里【レビュー】

★★★

12ヶ月連続刊行企画第5弾は刑事・犬養隼人シリーズの最新作。

子供が犠牲になる物語はただでさえ気持ちが滅入るが、 その理由が貧困から来る物だとあれば尚の事。

臓器を抜き取られた死体が相次いで発見される。
被害者たちは皆、貧しい家庭で育った少年達。

犯人を追う犬養と高千穂明日香の二人に感情移入しながら読み進める。

終盤で明かされた犯人に憤りを覚えているとラストで再び衝撃を受ける。
しかし例え身内の為だろうが金に物を言わせ臓器を奪うなんて絶対悪だ。

貧しさ故の臓器売買などが行われないように、迅速な貧困対策の重要性を感じた。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)