わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

人殺しの息子と呼ばれて/張江 泰之【レビュー】

★★★★

『子は親を選べない』
たびたび耳にするその言葉を今までで一番強く感じる事となった読書時間だった。

2002年の「北九州連続監禁殺人事件」
事件当時まだ9歳だった少年は成長するに連れ、事件の全貌を知る事になる。

殺人事件の内容についても記載されているが、はたから見ても凄絶極まりない内容で彼の心中を想像しただけでどんなにか辛く苦しかった事だろうと思う。

現在25歳の彼が親を反面教師と捉え、思い遣りを持った青年になってくれた事が嬉しい。

親子とは言え別々の人間だ。
彼の真摯な生き方を静かに見守ってあげたいと心から思えた作品。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)