わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

あたしたち、海へ/井上 荒野【レビュー】

★★★

井上荒野さんには珍しい女子中学生のスクールカーストを題材にした物語。

有夢・瑤子・海は同じ中学に通う幼馴染み。

自転車もお揃いなら大好きなミュージシャンも同じ、いつかペルーへ行くのを夢見ている事も。

けれど校内でのある出来事がきっかけで海は引っ越し別の中学へと転校して行く。

きっかけとなった出来事はそんな事で?と思ってしまうがイジメなんてきっとそんな些末な事から始まってしまうんだろう。

ボスに付く同級生にも見て見ぬふりの教師にも呆れる。

そんな奴らからは逃げれば良い。

あなたを肯定してくれる人は必ず存在するはずだから。




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