わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

マーダーハウス/五十嵐 貴久【レビュー】

★★★★

物語の舞台はシェアハウス「サニーハウス鎌倉」

豪華な外見、充実した設備、格安の家賃、同居するのは美男美女だけ。

ネットで見つけたそのシェアハウスに入居した理佐だったが立て続けに起きる不審死や住人の失踪に疑問を持ち始める。

男女4人づつ計8人が入居出来、不便な場所とは言え、みんなでご飯を食べたりドライブへ行ったり、ちょっと楽しそうと思いながら読み進めると、少しづつゾワゾワした不穏な空気感に包まれて行く。

プロローグの謎が明らかにされる第九章からエピローグでは、ミステリーにホラー要素と人間の悍ましさが加わり戦慄が走る。




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