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Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス/石持 浅海【レビュー】

★★★★

「ふたつ目の山」「一日ずれる」「いったん別れて、またくっつく」「いつの間にかできている」
「適度という言葉の意味を知らない」「タコが入っていないたこ焼き」「一石二鳥」
7話収録の連作短編集。

2007年に刊行された『Rのつく月には気をつけよう』の第二弾。

前作は未読だが1話完結になっているので問題なく楽しめた。

長江家と冬木家、仲良し二家族が美味しい料理とお酒を味わいながら身近に起きた出来事を推理するグルメミステリー。

推理自体は強引な物もあるが、その柔らかな発想に驚く。

たこやきの章ではゾゾッとし最終話でニンマリ。




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