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手話だからいえること 泣いた青鬼の謎/丸山 正樹【レビュー】

★★★

デフ・ヴォイスシリーズのスピンオフ版で『水まきジイサンと図書館の王女さま』の続編。

「大ニュース」
「床屋さんの壁かけ時計」
「役に立たなくなってもたいせつなものって?」
「本当のお父さん」
「妹ができた!」
「うちには鬼は来ない?」
「鬼の正体」
「その手話はさよならじゃなくて」の8話収録。

前作で引っ越し、転校してしまった場面緘黙症の英知。
でも美和とは文通で繋がっている事に安堵し温かい気持ちになる。
小学生でまだスマホを持っていない二人の手紙での交流が何とも微笑ましい。

優しい言葉で大切な事をさり気なく伝えてくれる児童書。




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