わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

コメンテーター/奥田 英朗【レビュー】

★★★★

スカッと爽快。

「いらっしゃーい」と甲高い声で悩める患者を迎えるのはトドのような中年医師・伊良部一郎。
一応医学博士。

チック症、過呼吸やパニック障害、広場恐怖症、社交不安障害等の症状に苦しむ患者の救世主でもある。

伊良部が提案する行動療法は一見荒療治で無鉄砲に見えるが、ちゃんとそこには意味があって愛もある。

伊良部とコンビを組む注射担当、ナースのマユミちゃんも良い味出してる。
この二人を見ていると大きな悩みもちっぽけに思えて来るから不思議。

テンポが良い会話と破天荒な行動に何度も噴出してしまった。

伊良部先生最高です。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)