★★★
「生活」シリーズ第5弾。
22年7ヶ月生活を共にした愛猫のしいちゃんが2020年11月10日に旅立ち、一人暮らしには広過ぎる部屋から引っ越しを決意した群さん。
本作では家探しから、溢れる物の処分、新居での片付けなどが中心に描かれる。
捨てても捨てても減らない物達。
捨てているからには確実に減っているはず。
だがしかし引っ越し先に送った段ボールの数はなんと130個。
こりゃ大変だと思いながら、自分も不必要な物は少しずつ処分しなければいけないなと感じた。
年老いての引っ越しの大変さと、終活の大事さをつくづく考えさせられる。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」