★★★★
一服の清涼剤の様な和やかさが流れる読後。
曇っていた空が晴れ、視界が開け、明るく開放的な気分になる。
作中に登場する年齢も立場も異なる5人の男女はみんな何かを探している。
それは仕事のやりがいだったり自分の居場所だったりと様々。
悩める5人が辿り着いた図書室。
そこで出逢った司書の小町さんの選書と可愛い付録でそれぞれの日常が魔法のように変化して行く。
本に力を貰い、新たな視点を持ち前へと進む登場人物達。
探していた物、求めていた物は意外と近くにあって一歩踏み出す勇気の大切さを教えてくれる。
心のデトックスに最適な癒し本。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。