★★★★
「老人の声」「異邦人の声」「息子の声」「妊婦の声」「子供の声」
5話収録の連作短編集でシリーズ第四弾。
冒頭で光崎藤次郎まさかのテレビ出演。
それに端を発し翌朝、放送局ホームページに書き込まれたのは自然死に見せかけた殺人の犯行予告。
今回も死者に真摯に向き合い声を聴き、死の真相を解明し最後は犯人に迫って行く。
光崎教授、助教・真琴、歯に衣着せぬ発言をするキャシー、埼玉県警捜査一課の古手川刑事、其々の登場人物が生き生きと脳内に浮かんで来た。
解決までの流れはパターン化されているので新鮮味はないが安定の法医学ミステリー。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞