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コンクールシェフ!/五十嵐 貴久【レビュー】

★★★★

緊張と緩和が心地良い作品。

舞台は東京お台場・ダイバーフォート内に設けられたキッチン・コロッセオ。

『10年ぶりに会った友人との食事』をテーマに、フレンチ・中華・ポルトガル料理・和食・イタリアン、それぞれの料理人が腕を競い合う。

45分という制限時間の中で創り上げられていく料理の描写もさることながら六人の人物描写が秀逸。
皆、個性的で考え方もバラバラだが料理に対しての向き合い方、情熱は同じ。

優勝を手にし世界へ羽ばたくのは誰か?
ドキドキしながら読み進めた。

料理を通し、自分自身を見つめ直す彼らのこれからを応援したい。




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