★★★
「マボロシの女・東野圭吾」「詐欺師だョ!全員集合・新川帆立」
「二の奇劇・大山誠一郎」「The Syncopated Clock愉快な時計・似鳥鶏」
「作為改変のコンティニュイティ・斜線堂有紀」「鯉・太田愛」
六人の作家による全編書下ろしアンソロジー。
2022年4月刊行の『SPRING』に続く第二弾。
東野さんは相変わらずのリーダビリティの高さで、読み終えるとタイトルの意味がストンと腑に落ちる。
東野作品に共通して感じる温かさは健在。
太田さんの『鯉』は人物描写が秀逸で絶えず脳内で映像が流れた。
全作品の中で一番好み。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。