★★★★
くふふ。
主人公・大学生の海松子の言動に何度も笑いが込み上げる。
他人に興味がなく冷静沈着な海松子だが、関わった人達の事を心の中で「まね師」「あぶらとり神」「サワクリ兄」「七光殿」などと少し毒を含んだあだなで呼んでいるから侮れない。
まして同級生の学食のチョイスからの人間分析ぶり、その観察眼といい他人に超関心ありじゃんと思わせる。
この一風変わった海松子の元に良い感じの男性二人が登場。
その三角関係の展開と、まね師こと、萌音とのやり取りがユーモラスで楽しい。
終盤で明かされるオーラにも笑いがこぼれる。
海松子最高かよ。
![よつば](https://bookmark-clover.com/wp-content/uploads/2020/12/148-150x150.jpeg)
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞