★★★★
くふふ。
主人公・大学生の海松子の言動に何度も笑いが込み上げる。
他人に興味がなく冷静沈着な海松子だが、関わった人達の事を心の中で「まね師」「あぶらとり神」「サワクリ兄」「七光殿」などと少し毒を含んだあだなで呼んでいるから侮れない。
まして同級生の学食のチョイスからの人間分析ぶり、その観察眼といい他人に超関心ありじゃんと思わせる。
この一風変わった海松子の元に良い感じの男性二人が登場。
その三角関係の展開と、まね師こと、萌音とのやり取りがユーモラスで楽しい。
終盤で明かされるオーラにも笑いがこぼれる。
海松子最高かよ。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。