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監禁依存症/櫛木 理宇【レビュー】

★★★

『殺人依存症』『残酷依存症』に続く依存症シリーズ第三弾。

今回は、性犯罪者たちの弁護をし、示談を成立させて来た悪名高き弁護士・小諸成太郎に天誅が下る復讐ミステリー。

ある日、小諸の9歳の一人息子が誘拐される。
当然、その時点で小諸に恨みを抱く者の犯行だろうと予想するが、真相は遥か上をいく。

性犯罪と私刑がテーマなだけに、加害者と、ただ裁判に勝つ事だけを目的とする悪徳弁護士、両者に対し怒りが膨れ上がり、ダークヒーロー・浜真千代の登場をひたすら待ち続けた。

弁護士一家に起きた悲劇は全て因果応報、自業自得としか言えない。




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