★★★
専業主婦として穏やかに暮らす葉月みづほには夢がある。
憧れのハワイに行きルイ・ヴィトンの長財布を買う事だ。
その目標の為にひたすら節約を重ね毎月2万円を貯金する。
健気だ。
過去の自分を見ている様だ。
そして夢が叶った直後ルーズ夫に200万の借金判明。
1話から波乱の展開。
泣く泣くメルカリに出品したヴィトンの財布の旅と並行して描かれるのはお金に困った人々の物語。
一攫千金なんて夢物語、金の切れ目が縁の切れ目。
クレジットカードの引き落とし日が近づくと甘い言葉で囁いて来る「リボ払いにしませんか?」は借金の勧誘と肝に銘じた。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。