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少女たちは夜歩く/宇佐美 まこと【レビュー】

★★★★

10話で構成された連作短編集。

1話づつでも十分恐ろしいが読み進めて行くと各話が微妙にリンクされている事に気付き浮かび上がる人物相関図と背景に恐ろしさが上書きされる。

舞台となっているのは街の中心にある城山の魔界
この場所で次々と起こる不可思議な事件の数々。

最初から最後まで文中から不穏で陰鬱な空気が溢れ出しゾワゾワしながらページを捲り続けた。

「白い花が散る」で祖母の孫に対する深い愛情を感じ涙するも、一筋縄では行かないラストにゾッとする。

魔界に呼ばれた者達の複雑に絡み合った運命の結末を知った時、恐ろしさは更に増す。




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