★★★
柚木さんの初エッセイ集となる本作はNHKの料理番組『きょうの料理ビギナーズ』のテキストで連載されたエッセイを中心にコロナ禍真っ只中の2018年から2022年までの4年間の日常が綴られている。
初めての育児、そこにコロナがやって来て自粛・自粛の日々。
私もワンオペ育児経験者なので、その閉塞感は痛い程分かる。
でもそこは柚木さん。
笑ったり悲しんだりを繰り返しながらも、前を向いて進もうとするそのひたむきさに元気を貰える。
私も今の所、お湯を沸かす事は出来るので大丈夫。
人生色々、人間も色々だけどケセラセラ~と思える一冊。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞