★★★
「恋の絵本」シリーズ第二弾。
今日 マチ子さんのシンプルなイラストに、辻村 深月さんの文章という組み合わせ。
一弾とはガラリと変わりリアリティのある現代的な絵本になっています。
女の子たちの間で、好きな人に「好き」って言うのが流行っている。
でももし告白して嫌われちゃったらどうしよう。
とても初々しくてピュアで、自分の小学生の頃の初恋を思い出しながら微笑ましく読んでいると最後の一行でガツンとやられた。
やはり辻村さん、一筋縄では行きません。
小学生には理解しづらいお話かも知れないけれど、中学生以上の方にオススメの絵本。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」