わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

蒼い水の女/柴田 哲孝【レビュー】

★★★

シリーズ物とは知らずに読んだけれど多分問題なし。

石神井公園の三宝寺池に浮かんだ不可解な水死体が発端となり物語は動き出す。

肺からは発見場所とは異なる水質の水が検出される。
被害者はどこで殺害され、何故違う場所で発見されたのか?
亡くなった男性のFacebookに残された写真を手掛かりに刑事・片倉康孝は大井川鐡道へ飛ぶ。

途中いくつかキーワードとなる言葉が登場するので、ある程度先の展開が読めて来る。

被害者の娘が描いた絵や、発した言葉。真相を知ればストンと腑に落ちる。

ミステリとしては淡白だが、旅行気分が味わえる作品。




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