★★★★★
上下巻の長編作品にかかわらず一気に読めました。
「普通の中学生」がなぜ殺人者になったのか
3人の男子中学生がそれぞれに殺人を犯すまで、そして少年院での生活、少年院を出てからの生活、
どれもがリアルな現実感を伴って興味深く、時には切なくなりながら読み進みました。
3人の少年の顔が頭の中では実像となって現れた程でした。
読み終わった後、なんとも言えない気持ちになりましたが、読んで良かった。心に響く作品でした。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。