★★★★
本を閉じた瞬間、熱い思いで胸が一杯になる。
チグリジアの花言葉『私を助けて』
いじめに苦しむ彼らが発する悲鳴が文中から迸り胸が締め付けられる思いだ。
身体的暴力だけでなく日常的に「死ね、殺す」と暴言を吐き、下らない嫌がらせを繰り返すいじめ加害者に怒りを覚える。
いい加減、いじめは愚かな行為だと気付くべきだ。
誰かの人生をストレスのはけ口に使い自死まで追い詰める奴らには人としての心が欠落している。
チグリジアのもう一つの花言葉『誇らしく思う』
いじめに真っ向から戦った彼らにこの言葉を捧げたい。
命の重みを訴える感動の一作。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。