わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

屑の結晶/まさき としか【レビュー】

★★★★

読み進むに連れ悲しみが募って行った。

元交際相手の山本若菜とビルの清掃スタッフ・亀田礼子の二人を殺害したとして逮捕された33歳の小野宮楠生。

逮捕時のチャラい言動と名前の楠生からクズ男と呼ばれ罵られる。

二つの殺人事件は本当に楠生の犯行なのか、それとも真犯人が別にいるのか、動機は何なのか、弁護士の宮原貴子が調査を進めて行き徐々に明らかになる真相。

毒親の存在やネグレクト、幼少時に交わした宍戸真美との約束と、勘違いから生まれた犯行、全てのエピソードが辛い。

親から承認されず居場所のない子らの孤独に胸が締め付けられた。




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