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ガラスの50代/酒井 順子【レビュー】

★★★

ローラースケートを履いて歌いたくなるタイトル。
現在54歳になられた酒井さんのエッセイ18篇と巻末には「50代読者大アンケート」9つが収録。

夏目漱石が亡くなったのは満四十九歳の時。
その頃は人生五十年の時代だったが、今は人生百年時代。
そう考えると50代はまだ人生半ば。

そんな中、肉体の衰えを感じつつも、仕事や趣味、子供や孫の事、親の介護、性欲、老後など、考える事が尽きない50代の日常がリアルだ。

印象に残ったのは「母を嫌いになりたくないのに」
「再会と再開の季節」数年前に参加した高校の同窓会を思い出してニンマリ。




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