★★★
群 ようこさんの自伝的エッセイ。
もう覚えていないくらい前から群さんの小説やエッセイを読ませて頂き、勝手に穏やかで、のほほんとされた方と言うイメージを抱いていましたが、このエッセイを読むと、自分をしっかり持ってらして自己主張をハッキリされる方なんだなと感じました。
物書きになって40年だそうで仕事と私生活両方の様々なエピソードや数々のトラブルが綴られています。
本作でもお母さんと弟さんとの確執に触れていらっしゃいますが多くの印税を手にした事で家族が壊れるのは悲しいですね。
尾崎豊さんのエピソードは興味深かったです。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞