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ブロードキャスト/湊 かなえ【レビュー】

★★★

イヤミスを100%封印したザ:青春小説でした。

中学時代、陸上部に所属し、駅伝で全国大会を目指していた町田圭祐が主人公

陸上の名門・青海学院高校に入学した物の怪我が原因で断念し、友人に誘われて放送部に入部する事になります。

放送部内での先輩たちとの不穏なやり取り、顧問への不満、全国大会目指して真剣に取り組む姿勢、高校生達のリアルが脳内映像で動いていました。

又、放送部が全国大会へ出場するに当たりテレビドラマ、ラジオドラマ、テレビドキュメント、ラジオドキュメント、アナウンス、朗読などいくつもの項目がある事を始めて知りました。

SNSいじめ、部活での理不尽な思いなど、誰もが一度は経験した事があるだろう要素も含んでおり共感出来る面がありました。

高校生の方に特にオススメしたい作品。




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