★★★
2018年に発売された『わるい食べもの』に続く食に纏わるエッセイ第二弾。
「闇カツ」「台所の妖怪」「菓子争奪戦」「フリーダム・オブ・味噌汁」「告白します」等々、タイトルだけで興味をそそられる全35篇が収録。
食に対する愛情や熱意がワイルドに伝わって来る。
今作は途中でコロナ禍と重なった事で、リアルタイムで文字を綴る事に迷いが生じ休載をお願いされたそう。
結局、日付を入れる事で連載は続行。
その為コロナ禍での日常がリアルだ。
外出自粛要請が出て焦り、好物を山と買い漁る千早さん。
今回も食へのエネルギーをひしひしと感じた。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。