わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

僕の女を探しているんだ/井上 荒野【レビュー】

★★

「今まで聞いたことがないピアノの音、あるいは羊」
「亡き人が注文したテント」
「静かな、もの悲しい、美しい曲」
「ポメラニアン探し」
「大人へのボート、あるいはお城」
「真木とマキ、あるいはきっと辿り着ける場所」
「偽物の暖炉の本物の炎」
「塔、あるいはあたらしい筋肉」
「今まで着たことがないコート、あるいは羊」

『愛の不時着』へのオマージュを込めた9話収録の短編集。

黒いコートに身を包んだ高身長の美しい男。
彼の名はリージョンヒョク。

「僕の女」を探しながら、出逢う人達を虜にしていく。

ふうわりとした読み心地のラブファンタジー。




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