わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

明け方の若者たち/カツセ マサヒコ【レビュー】

★★★

イチローでも本田圭祐でもない、どこにでもいそうな20代男子の恋と仕事が洗練された文章で綴られている。

明大前で開かれた退屈な飲み会で出会った彼女に一瞬で恋をした僕。
彼女という沼にどっぷりと嵌まってしまった僕の生々しくも純粋で熱い気持ちにやられていると128頁で受ける衝撃。

このどうしようもなさ、ただただ切ない。

仕事に対する情熱も失い惰性で生きる日々。
細やかな感情の揺れが手に取る様に伝わる。

なりたかった自分と、なれていない自分のギャップはあれど人生は順風満帆には行かない。

僕の思いに共感と切なさを感じながら読了。




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