★★★
2020年2月に刊行された「病院でちゃんとやってよ」に続く第二弾。
現役看護師の小原周子さんが描くリアルな介護小説で物語の舞台は大浦東病院リハビリ病棟。
タイトル通り、こんな我儘な患者さんや家族が次々と現れたらそれは、おかんむりにもなるだろうなと主人公の中堅看護師・大八木新菜に同情しきり。
本作では新しく加わった理学療法士の青年スタッフ・潮田海里とのやり取りもあり中々面白い展開に。
個性豊かな登場人物達が織りなす人間ドラマを本作でも楽しめた。
特に主人公、新菜の感情表現が下手くそながら真っ直ぐな姿は応援したくなる。
※誤字脱字が多いのが残念
7頁 目をつけれる× 目をつけられる○
57頁 言ってら× 言ってたら○
281頁 話しを× 話を○

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。