★★★★
ぽっかぽか。
読み進むに連れ、心が温まり柔らかくなって行く。
宮下家5人と愛犬・ワンさぶ子の3年間を綴った日記風エッセイ。
白い柴犬ワンさぶ子が我が家で飼っていた同じく白の柴の雑種犬、チロと重なる。
首輪の赤色まで同じ。
逝ってしまってからずいぶん経つけれど共に過ごした日々を思い出し懐かしい想いに浸れた。
このエッセイ、とにかく笑える。
子供達の勘違いや言い間違いに噴き出す事多数。
でも何より素敵なのは信頼関係の強さ。
子供達を信じ切る宮下さんの姿がかっこいい。
終盤は涙なしでは読めないが、こんな家族の様に生きられたら最高だ。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。