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七度笑えば、恋の味/古矢永 塔子【レビュー】

★★★

第1回「日本おいしい小説大賞」受賞作と言う事で、美味しそうな料理の数々が登場するが、それはどちらかと言えば補助的な役割で軸になっているのは人間関係。

容貌に強烈なコンプレックスを抱く28歳の桐子とインスタに捏造した理想の夫婦の姿をアップする夫。
72歳の不良老人・匙田譲治との関わりで桐子の心が解きほぐされて行く。

極端なエピソードもあったが、心理描写が細やかに描かれていて引き込まれた。

なんと言っても匙田がカッコ良く、年齢なんて関係ないと思える人間力に惚れてしまう。

濃い内容とミスマッチな装丁・タイトルが勿体ない。




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