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本日はどうされました?/加藤 元【レビュー】

★★★

文庫オリジナル作品。
タイトルから医療ミステリーを想像していたが人間の裏の顔を暴いて行くイヤミス。

入院患者の連続不審死をきっかけに週刊誌のフリー記者が怪しいと思われる女性看護師の同僚など10名の女性の元を訪ね歩き、其々の女性の独白形式で物語が進む。

決めつけ、思い込みは怖い。
誰かのほんの一部を見ただけで、その人が「犯人」だと信じきってしまう。

他人を不快にさせるだけでなく苦しめ傷つける事に愉しみを見出す人間もいる。

ミスリードされない様に読み進め作者が仕掛けた罠には早々に気付いたが、読後は人間の悪意に辟易とする。




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