わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

誰?/明野 照葉【レビュー】

★★★

武藤晴美、工藤留美、吉井順子、3つの名前を使い分けながら、息をするように嘘を吐く女性が主人公。

男を手玉に取りお金をむしり取る後妻業をイメージしていたがターゲットは70代の沢田隆、50代の小林瑞枝、30代の友野直也と年代、性別はバラバラ。
搾取するものも金品のみならず家事一般、性的なものと様々でその視点が新鮮だった。

淀みなく発せられる嘘には一種才能的な物すら感じるも、場当たり的でツメの甘い嘘は読者であるこちら側が不安にさせられる。

主人公が追い詰められて行く過程に緊張しエピローグで明かされた真実に愕然とする。

※誤字脱字が多いのが気になる。433頁だけでも2ヶ所
4行目 ×ちょと ○ちょっと
9行目 ×してださい ○してください




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