わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

書きたい生活/僕のマリ【レビュー】

★★★

2021年9月に出版された『常識のない喫茶店』の続編にして完結編。

前作で、日本にこんな喫茶店があるなんて!と驚愕しながらも共感した。
そしてマリさんの事を正直で真っ直ぐな人だなと感じた。

本作でも随所にマリさんの飾らない人柄が垣間見える。

勤めていた喫茶店を辞め、引越しをして、パートナーと新しい生活を始めたマリさん。
信頼出来る友人、理解あるパートナー、自分の好きな「書く事」を仕事にされて順風満帆に見えるけれど、ふとした時に感じる弱さが人間らしくて好き。

本書を自己啓発本の棚に置いて欲しいって思う所もなんだかいい。




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