★★★
「椿と悠・織守きょうや」「恋澤姉妹・青崎有吾」「馬鹿者の恋・武田綾乃」
「上手くなるまで待って・円居挽」「百合である値打ちもない・斜線堂有紀」
「九百十七円は高すぎる・乾くるみ」「微笑の対価・相沢沙呼」
全編書下ろし、7話収録のアンソロジー。
BL小説は何冊か読了しているが百合小説をじっくり読んだのは初めて。
7話それぞれに個性があってイヤラシサも感じず読みやすい。
特に良かったのは織守さんの 『椿と悠』と武田さんの『馬鹿者の恋』
この年代特有の心の揺らぎがリアルで、瑞々しい文章に惹かれる。
百合初心者の方にもオススメ。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。