★★★
タイトルから火曜サスペンス劇場的な物語を想像していましたが那須高原にある保養所内と言う閉ざされた空間の中で起こる連続殺人事件を解くミステリーでした。
「フウジンブレード」の幹部三人を殺害する目的で集まった10人の男女。
三人のうちの一人の殺害に成功するも、今度は仲間だと思っていたはずのメンバーが一人、二人と殺されて行きます。
結局ラストまで犯人の目星も動機も解らず終盤は一気読みでした。
殺人の凄惨さと登場人物達の淡々とした立ち振る舞いの落差があり過ぎてリアリティーは全くないが、ただの復讐物で終わらないラストが怖い。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。