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ドクター・デスの再臨/中山 七里【レビュー】

★★★

『ドクター・デスの遺産』続編。

塀の中にいるドクター・デスの模倣犯が現れた。
ALSに罹患した女性、パーキンソン病を患う往年の大女優、膵臓がんが進行した作家、彼等を次々に安楽死させ200万の報酬を受け取る。

犯人・JKギルドの正体は一体…。

捜査に行き詰まり、拘置所内のドクター・デスに協力を求める捜査一課の犬養隼人。

JKギルドなる人物はドクター・デスの敵か味方か、本当の目的は何なのか、推理しながら読み進めた。

終盤は二転三転、中山作品ならではのどんでん返しが待っていた。

安楽死や尊厳死の是非が問われる社会派ミステリ。




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