★★★
佐藤 愛子さんが40代の頃に書かれたエッセイです。
1972年9月、白馬出版より刊行された作品ですが45年の時を経て新装されて発売されました。
二人の御主人の話や遠藤周作さんとの楽しいやり取り、
今に通じる歯に衣着せぬ物言いやユーモアのセンスは昔も今も変わらず
あとがきでも書かれていますがご本人の人生観・価値観・人間観の基本はそのままで
共感したり頷いたりしながら楽しく読めました。
かなり昔の作品なので多少時代を感じる言い回しなどもありましたが
長い月日を経てもこうして読み継がれる事への尊敬と羨ましさを感じた作品です。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば