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お孵り/滝川 さり【レビュー】

★★★

第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作品。

装丁やタイトルの『おかえり』から想像出来る通り、生まれ変わりをモチーフにしたホラー小説。

九州山中の暗い森の中で行われる異様な儀式、閉塞感溢れる村社会で暮らす怪しげな村民達、村人が崇める『タイサイサマ』。

薄気味悪い要素がてんこもりだが、方言を交えて語られる事で不気味さは更に増して行く。

この村で生まれた萩村乙瑠(はぎむら いちる)と結婚した夫・橘祐二。
二人の行く末が気になり一気読み。

終盤の阿鼻叫喚の地獄絵図の様な描写は目を背けたくなる。

正統派ホラー作品。




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