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早番にまわしとけ 書店員の覚醒/キタハラ【レビュー】

★★★

「早番にまわしとけ!」「早番を口説いとけ!」「早番限界突破せよ!」
「早番よ今日もありがとう!」「さらば五反田店の早番!」
5話収録の連作短編集。

サカエグループ内のアパレルで働いていた由佳子が新たに配属されたのは不良債権と化した『さかえブックス五反田店』。

本に興味がなかった由佳子だが新店長として仲間の書店員達と共に再起するべく奮闘する。

大量配本に陳列、常連の立ち読み客や、一人で同じ本をまとめ買いする客、変態電話の対応と相当ストレスが溜まりそう。

街の本屋さんの状況は深刻だけど、頑張る書店員さんを応援したくなる。

※78頁 最終行 誤・自分がぶれしてまいます。 正・自分がぶれてしまいます。




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