わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

できない相談/森 絵都【レビュー】

★★★

38話収録の短編集。

1篇が4~5頁なのでショートショートの趣。

短い物語だが、その中にはちゃんとドラマがあって登場人物が脳内に描かれる。

タイトルの『できない相談』に相応しい、それぞれの人物の日常生活に置いてのこだわりと抵抗ぶりには共感ポイントもいくつかあった。

お気に入りは、夫との攻防を描いた 「2LDKの攻防」「電球を替えるのはあなた」

どんでん返しが楽しい「コンビニの母」「羊たちの憂鬱」

思わず笑える「愛曽野椿子・四景」

キレ味鋭い「明らかに両手が塞がっているとき」

身近にいそうな人達の日常に親近感を感じる1冊。




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