★★★
雨宮リカ、自称28歳、切れ長の大きな目を持ち、長い黒髪、スレンダーな体型
外見だけを聞くと、とても素敵な女性を連想するが、その身体からは常に異臭が放たれ感情の起伏が激しくなるとそれに伴い体臭が強くなる。
花山病院内で次々起こる陰惨な事故・事件。
犯人はリカしかありえないが何も解決せぬまま物語は進む。
自分をリカと呼び、全く噛み合わない会話、人を人と思わないリカの言動はサイコパス以外の何物でもない。
ひたすら不気味で背中がゾワっとする様な感覚を味わうがリーダビリティの高さで一気読み。
ドキドキしたい方にオススメの1冊。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」