わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

リハーサル/五十嵐 貴久【レビュー】

★★★

雨宮リカ、自称28歳、切れ長の大きな目を持ち、長い黒髪、スレンダーな体型

外見だけを聞くと、とても素敵な女性を連想するが、その身体からは常に異臭が放たれ感情の起伏が激しくなるとそれに伴い体臭が強くなる。

花山病院内で次々起こる陰惨な事故・事件。

犯人はリカしかありえないが何も解決せぬまま物語は進む。

自分をリカと呼び、全く噛み合わない会話、人を人と思わないリカの言動はサイコパス以外の何物でもない。

ひたすら不気味で背中がゾワっとする様な感覚を味わうがリーダビリティの高さで一気読み。

ドキドキしたい方にオススメの1冊。




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